グレイ伯爵 Earl Grey
今日は 少し肌寒く
雨もパラパラと降っていたので窓辺の雨音を聴きながら
アールグレイの香りに包まれたお部屋で 読書なんて如何でしょうか?

とこで みんなさんに人気高い
アールグレイですが、、、
名前の由来を知らない方も
多いのでは?
アールグレイって産地の名前かな、、、なんて思ってる方もいるかもしれないので
今日はアールグレイの名前の由来について少しお話しますね。
アールグレイのアールは伯爵という意味があります!
そしてグレイは実は人の名前なんです!
つまりアールグレイというのはグレイ伯爵と言う人名から
取っているのです。
グレイ伯爵は中国から来た、龍眼(中国や東南アジアで採れるライチのような果実)の木材で焙煎された紅茶をとても気に入り、自国でも同じものを作れないかと茶商に依頼しました。
龍眼は英国にもヨーロッパにもないので、代わりにベルガモットが使用され依頼の紅茶が作られました。
茶商はそのベルガモットフレーバーの紅茶を「アールグレイ」と名付けて発売。
たちまちヒット商品になり、他の茶商もベルガモットフレーバーの紅茶をつくり
多くの茶商が名前もそのまま「アールグレイ」としたことから、ベルガモットフレーバーの紅茶は「アールグレイ」として知られるようになっていったのです。
アールグレイは茶葉にベルガモットの香りをつけたものなので、ベースとなる茶葉によって風味の違うアールグレイ紅茶が出来ます。
アールグレイが誕生した頃は中国でつくられた紅茶が流通のメインだったことから、
中国の紅茶、特にキームンがアールグレイのベースの紅茶として使われることが多いですが、その他の紅茶がアールグレイのベースになっていることもあります。
アールグレイの柑橘系の爽やかな香りはアイスティーにぴったり
カフェやティールームでアイスティーを頼むと、アールグレイのアイスティーが出てくることが多いのも、アールグレイがアイスティーに向いている証拠ですね。
特にセイロン紅茶がベースとなっているアールグレイはアイスティーに向いていると思います。
ミルクティーにしても美味しいアールグレイ
アールグレイはミルクティーにしても美味しくいただけるフレーバーティー。
特にキームンをベースにしているアールグレイはミルクティーにすると美味しいと思います。
また、紅茶味のクッキーやシフォンケーキにはアールグレイが使われていることも多いです。ベルガモットの香りはお砂糖との相性がいいので、甘いクッキーやシフォンケーキに合うのだと思います。
